「 もみじ(管理人)の記事 」 一覧
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WBCを振り返って思ったこと
2023/6/29
当ブログはこれまで時間に制約されない歴史などの普遍的なトピックを扱ってきましたが、その一方で世間で大きな話題となった時事的なニュースをこれまで扱ってきませんでした。そこで今回は歴史や政治・軍事などを扱 ...
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真珠湾奇襲・第二次攻撃を行うべきだったか 【前編】参加者の証言
2023/2/19
この投稿の要約 史実では一度きりであった真珠湾への奇襲攻撃ですが再攻撃が必要であったかどうかを当日に参加した人々の声を参考にして検証してみたいと思います。また再攻撃をしたら戦争全体にその ...
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真珠湾攻撃の際にハワイを占領できたのか?
2022/11/8
(米国の戦時標準輸送船・リバティ船) 真珠湾奇襲攻撃にトピックを見ていると時折「攻撃ついでにハワイを占領できなかったのでしょうか?」と質問しているのを見かけます。まあ大体「無理です」という流れになるの ...
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真珠湾奇襲攻撃は国際法違反だったのか?
2022/10/6
恥辱の日 "Day of Infamy" 1941年12月8日、旧帝国海軍の機動部隊はハワイの真珠湾を奇襲攻撃します。この攻撃によって戦艦4隻を沈没・航空機300機以上を破壊するという華々しい戦果( ...
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決戦をせずに敗北した陸軍
2022/9/5
不完全燃焼だった陸軍 太平洋戦争は文字通り太平洋の小島をめぐっての戦いだったので戦いの主役は海軍であった。したがって陸軍は海軍に従う形で渋々対米戦に突入した。 開戦後の陸軍はマレー半島上陸からフィリピ ...
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現代でも全く色褪せない孫子の格言
2022/6/14
「孫子」実は純粋な軍事書 孫子の兵法でおなじみの古典的名著「孫子」は孫武が執筆した紀元前500年頃から現代まで2500年もの時代を超え読み続けられてきた兵法書のバイブルです。 軍事の大家として東の「孫 ...
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日米の航空機銃の比較(物量に負けた④)
2021/1/7
日米比較のシリーズ 第3回目は「物量」をテーマにして全部で4つの投稿からなっています。全て独立した内容となっておりそれぞれ個別に見ても問題がないように構成しております。ご興味があれば他の投稿も参考にし ...
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奇跡のエンジン「誉」の光と影(物量に負けた③)
2020/12/1
日米比較のシリーズ 第3回目は「物量」をテーマとして扱い全部で4つの投稿からなっています。全て独立した内容となっているので個別に見ても問題がないよう構成しておりますが、ご興味があれば他の投稿も参考にし ...
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陸海軍の組織的対立と航空機生産への悪影響(物量に負けた②)
2020/10/12
日米比較のシリーズ 第3回目は「物量」をテーマとして全部で4つの投稿からなっています。全て独立した内容となっているので個別に見ても問題がないように構成しておりますが、ご興味があれば他の投稿も参考にして ...
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負けたのは物量だけなのか?~大量生産の努力~(物量に負けた①)
2020/9/21
(大量生産されるB-24リベレーター爆撃機) 日米比較シリーズ 「物量に負けた」全4回 量産!量産!また量産!~大量生産の努力~(こちらの投稿) 航空機生産を妨げた陸海軍の組織的対立 奇跡のエンジン「 ...
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岩手のコロナ騒動と戦前の捕虜への偏見 ~岩手県民は斯く戦えり、感染一号者には特別のご高配を賜らんことを~
2020/8/2
岩手県はコロナ感染者0を続けていた 2020年8月、本来であれば東京オリンピックが開催され日本全国津々浦々でお祭り騒ぎになっているかと思いますが、実際は新型コロナウィルスの影響で東京五輪は延期となりそ ...
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歴史を結果から逆算してしまう(家康を例に)
2020/1/30
※今回の話はサクッと短めにしたので「歴史」ではなく「雑談」のカテゴリーに入れました。 徳川家康、天下を取れたラッキーマン 世の中の歴史好きの人達の多くが常に心掛けていることは歴史をできる限り客観的にみ ...
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平安女流文学が現在のラノベと同じワケがない
2019/3/8
現在我々が大変価値があると思っているものが、実は作られた当時はそれほど評価を受けていなかったり、また場合によっては無造作に捨てられたりしていたことは珍しいことではありません。 例えば以前も書いたのです ...
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室町時代まで残っていた土佐日記の原本
2019/3/4
土佐日記に関して一般に知られている知識の他にちょっと興味深い内容を簡潔に紹介してみようとおもます。 まずは一般的に知られている簡単な土佐日記の内容です。 「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとて ...
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古代中国がいかに文明国であり超大国であったか
2018/1/28
この記事の要約 「昔の中国は凄かった」ということを簡単に要点だけをまとめて説明します。人口やGDPの割合などの基本情報の他に、世界三大発明+紙など技術分野におけるテクノロジー超大国であったことを紹介し ...
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藤原定子 ~中宮定子の壮絶な最後~
2017/12/27
◆華麗なる藤原定子 藤原定子(ふじわらのさだこ)一般に中宮定子(ちゅうぐうていし)と呼ばれる女性が今回のお話の主人公です。 中宮定子は中学、高校でお馴染みの歴史上の人物です。歴史の授業だけでなく国語の ...
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スイスの少年が15歳まで母親のおっぱいを吸っていたという驚愕の事実
2017/12/22
ホームシックという言葉がありますよね。意味は「家族や故郷を懐かしがる」という感じのニュアンスの言葉です。このホームシックという言葉の語源ですが実はスイスが発祥です。 スイスという国は歴史的に非常に貧し ...
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中世ヨーロッパの「性生活」
2017/12/19
(中世ヨーロッパの「売春宿」を描いた絵画・男性の右手に注目) 関連 こちらの記事は一連のシリーズ物で当サイトの人気コンテンツとなっております。よろしければ他の記事も参考にしてみて下さい。 中世ヨーロッ ...
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産業革命が印象派に与えた影響とは
2017/12/17
◆技術の進歩や発明が印象派に与えた影響 以前美大に通う友人の学園祭に行った際に「赤富士」をテーマにした美大生の連作を見ました。赤富士と言えば北斎の通称「赤富士」こと凱風快晴が特に有名ですよね。 (葛飾 ...
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ナイル川が毎年必ず氾濫して肥沃な土を運んでくるのは何故か
2017/12/13
ナイル川の氾濫とヘロドトス このブログのタイトルである「Historiai」は古代の歴史家であり歴史の父と呼ばれるヘロドトスの著書であるHistoriai(邦訳『歴史』)を由来として名付けております。 ...
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ゴッホとセザンヌ ~超絶嫌われ者の画家達~
2017/12/2
「セザンヌ「果物籠のある静物」オルセー美術館」 嫌われていた時代の寵児 アーティスト、画家という人達は変わり者だらけですが、とりわけ女性関係などはエピソードを話すのをためらうぐらい酷いものです。そうい ...
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印象派とジャポニズム ~浮世絵が与えた影響力~
2017/12/1
日本の江戸時代に長崎から西洋に向けて輸出する商品には様々な品物がありましたが、伊万里焼などを出荷する際に長い航海で傷がつかないように和紙などの使わなくなった紙などを今日で言う緩衝材の代わりに使用しまし ...
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3分で読めるシャネルの業績
2017/11/4
ここでは3分(2000字)で簡単に分かることを目標に簡潔にまとめたシャネルの業績を紹介したいと思います シャネルのファッションデザイナーとしての業績は大きく分けて2つのレベルに分類することができます。 ...
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3分で読めるココ・シャネルの伝記
2017/11/3
ココ・シャネルの一生を約2000字でまとめました。時間として3分20秒ほどで読めます。 ◆ガブリエル・シャネルの一生 ココ・シャネル、本名ガブリエル・シャネルは1883年8月19日フランスのソミュール ...
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ココ・シャネルの歴史的な業績とは何か
2017/10/15
● はじめに ガブリエル・シャネル、通称「ココ・シャネル」はファッション界のみならず一般社会においても20世紀を代表する人物の一人です。 (ガブリエル・シャネル 通称「ココ」) そんな彼女の偉業はこん ...
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歴史上「最悪」な職業ランキング ~番外編~
2017/10/13
◆ バラエティーに富んだ最悪の仕事 歴史上最悪の仕事を前後2つにわけて紹介しましたが、こちらでは最悪であるけれどそれ以上に面白い職業を紹介してみたいと思います。本編では最悪順にランキングしたのでキツイ ...
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歴史上「最悪」な職業ランキング ~後編~
2017/10/7
後編では前編より時代が進み、科学技術が進歩によって出現した最悪の仕事や、歴史上の全ての仕事の中から栄えある?ワースト1の職業を紹介したいと思います。 硝石集め人 世界の三大発明というと「火薬、羅針盤、 ...
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歴史上「最悪」な職業ランキング ~前編~
2017/10/6
(歴史的な職業:鍛冶屋) イギリスの公共放送である「チャンネル4」で以前「World Job in History」という放送が放映されたことがあります。イギリスが成立する以前のローマ時代の古代から現 ...
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三島由紀夫がノーベル文学賞を逃した理由
2017/5/13
【この記事の要約】 当時、海外で日本人として天皇に次ぐ圧倒的知名度を誇った三島由紀夫がなぜノーベル賞を逃し、そして川端康成が受賞したのか。日本人候補の選考に関わったドナルド・キーンと三島の親友であるヘ ...
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環境破壊と自然との共生②(中国・日本編)
2017/3/20
前編のヨーロッパ編では最初に人類最古の神話が環境破壊の話であることをピックアップしました。それでは同じユーラシア大陸の東側である東洋、とりわけ中国では環境問題は歴史的にどうであったのかを見てみたいと思 ...